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2019-10-24 海族レポート (1)

日時:2019年10月24日

講師: 武松昭男氏

タイトル:ほら。地球のために〜エコとは人を愛する気持ち〜

24日木曜の夜は、象の鼻テラスへ。ヨコハマ海洋市民大、後半第1回セミナーは「ほら。地球のために〜エコとは人を愛する気持ち〜」のタイトルで、かんきょうデザインプロジェクト代表の武松昭男氏によるお話でした。最初、タイトルからはどんな内容なのか想像できない感じでしたが、テンポよく屈託なく落ち着いた声でのお話ぶりに、引き込まれました。ゴミ回収業の経験があるということで、「昔の生ゴミは温かかった、自然由来のものが多く発酵が進みやすかったからですが、今のは添加物などの関係からか冷たい。人もゴミも今の方が冷たいかも…」など実感なくしては語れないお話の数々。横浜のゴミ処理の歴史的経緯では、昭和36年から定期回収が始まったとか。現在の家の先住者も「昔はゴミは庭に埋めていた」という話を思い出しました。 約50年前の横浜には5大戦争(●公害●環境●ゴミ●交通●公共用地)が問題になっていたとか。ちょうど飛鳥田市長が横浜市6大事業構想(●みなとみらい開発●金沢区埋め立て●港北ニュータウン開発●地下鉄計画●高速道路計画●ベイブリッジ)を打ち出した時代でもあり、これは別の回のセミナーで学んだ内容ですが、表と裏にリンクしていることに、納得したり。もっとも驚いたのは、びん缶の中間処理には、人手による分類も行われているということ。あぶない~!この技術先進国において、しかも税金が日本で2番目に高い横浜においてもてっきりロボットアームが並ぶかどうかのオートメーションかと思っていました。あれこれのカルチャーショックを受けた後は、軽く一杯 ほぐれてから帰りました。 そうそう、ゴミとはかつて戦前までは漢字で「護美」(もちろん当て字の和製漢語)と書き、美しさを守るって意味だったようです。今は逆な感じですね。(平田 恵子)





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