2019年11月23日に中止した後半第3回講座を2020年2月29日に「リベンジ版 灯台女子・不動まゆうさんと行く横浜港灯台歴史クルーズ」として実施予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大で各方面のイベントなどの中止が相次ぐなか、「横浜港灯台歴史クルーズ」についても心配されているところだと思います。結論としてはやはり「中止」せざるを得ない状況と判断するにいたりました。 ダイヤモンド・プリンセス号の感染者数(25日692人)に隠れて、日本国内の感染者数(25日156人)の増加傾向が見えづらいなか、24日、専門家会議は山場と見られる今後の1、2週間の感染拡大傾向から判断する見解を公表、きょう25日も、全国一律の自粛要請は行わないが、イベントを開催する必要性を改めて検討するよう要請するなどの基本対策を決定、首相も「自治体の状況に応じてより踏み込んだ対応をするよう指示しました。これを受けてあすにでも各自治体からはイベントの中止や時差出勤・テレワーク強化などの対策が発表されると思われます。 今後いかに感染者数のピークを遅らせてなだらかな増加傾向にするかにかかっていることは間違いありません。われわれ一人ひとりもそのために、どうすべきかを考えて行動しなければなりませんから、既に一部企業やNPOでミーティングや出張禁止を自主規制しているように、ヨコハマ海洋市民大学としても安全を第一と考え、危険回避策をとることとしました。楽しみにされていた方々には大変残念な結論となりましたが、どうかご理解いただき、来年度のリベンジを期待いただきたいと思います。まずは取り急ぎお知らせまで。 ============================== 明治2年、象の鼻防波堤に早くも横浜港最初の航路標識・横浜灯竿が、本牧沖には日本最初の灯船が設置されました。今も健在の横浜北水堤灯台(通称赤灯台)は明治29年に日本最初の防波堤灯台として点灯し、横浜港の安全を守り続けています。昨年残念ながら灯台としての役目を終えた横浜外防波堤北灯台と横浜外防波堤南灯台は、横浜市が国から取得して歴史的建造物に認定しました。これら横浜港の安全を守り続けている航路標識や灯台を改めて不動まゆうさんに解説してもらいながらまわるクルーズです。 ◎開催日 2020年2月29日(土) ◎スケジュール 13:30象の鼻防波堤集合・灯竿跡で説明 13:45サンタバルカ乗船 13:45〜14:15座学(船内) 14:15〜15:15横浜港灯台クルーズ 15:15クロージング(船内) 15:30解散 ◎参加費 通期受講の方は2,000円 通期受講でない大人は3,000円、小学生以下は1000円、 中学生〜大学生は2,000円 ■必ずこのイベントページの参加ボタンを押してください。 参加費は当日のお支払で結構です。 ◎懇親会 自由参加で懇親会を開きます (会場・会費は未定 追ってお知らせします) ◎講師紹介 不動まゆうさん(ふどう まゆう) フリーペーパー「灯台どうだい?」編集発行人。"東京灯標"の閃光に心を奪われて以来、灯台の虜となる。廃灯やレンズ撤去の知らせが届くたびに心が痛み、新聞、テレビ、ラジオ等で「灯台」や「フレネルレンズ」の文化的価値を訴え、100年後の海にも美しい灯台とレンズを残すことを目指してアピールを続けている。灯台愛好会ライトハウスラバーズに所属し、毎年「灯台フォーラム」を企画・開催する。公益社団法人燈光会一般会員。著書:「灯台に恋したらどうだい?」(洋泉社)「灯台はそそる」(光文社) カバー写真 明治31年発行「横浜港近海」(河北直治事務所提供) 本牧灯船のところには「Gas Light」となっていて、「Gp.Fl.(2)ev.9sec.vis.9m.(9秒間に2回群閃光・高さ9mの位置)」とあります。
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